人は常に選択を迫られる。かくいう私もだ。優柔不断である。それは最高の結果を求めるからだ。
私は昔からこの選択の難しさを感じて生きている。飲食店でメニューを選ぶとき、洋服を選ぶとき、スーパーで食材を選ぶときなど日常には選択の機会が溢れている。近年ではネットショッピングが身近なものとなり、より選択肢に悩まされる。インターネットの存在が私の選択多き人生を複雑なものにしている。そんな日々の中で気が付いたことがある。なにかを買うときにネットでのレビュー、評価が最も優れているものを調べ、その情報を最重要材料として判断するのだ。このような行動をとるのは、最大限の良い恩恵を享受したいという思いからだと思う。
ネットと密接した生活を送る現代ではあらゆる評価を目にする。そこで無意識に何でも比較するようになってしまっているのだ。ネット上ではあらゆる人の生活、表面的な人生を垣間見える。そこでは優雅な生活、優秀な学歴、幅広い交友関係に、ものすごく高い年収など、自分とは種類の違うような人間を目にする機会が多い。そこで自分と比較して気分が落ち込むことがある。私の人生は失敗気味なのかもしれない、、と。さらにここで気が付いたのは、私は多くのことを成功、失敗で判断することが多い。そして失敗することを恐れているということに。しかし、どのようにしてこのような性格が形成されてきたのかとても気になる。
私はネットを切り離した生活を送ったらこのような悩みがなくなるのだろうか。その上、本来の優柔不断な性格も少し改善されるといいなーと思った一日でした。
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